書籍のお知らせ「走り続ける介護保険 今とこれから -2025年をめざして医療・介護のしくみはこう変わる-」
2016年3月7日 | お知らせ
平成27年度介護保険制度改正・介護報酬改定は、現在、進められている社会保障・税一体改革の大きな流れのなかに位置づけられます。今後10年にわたり、医療と介護を地域において総合的に提供するための基盤づくりが進められ、医療及び介護のサービス提供体制や医療・介護保険制度は大きく変わっていきます。
本書では、前・日本介護支援専門員協会会長、現・青森県介護支援専門員協会副会長の木村隆次氏が、こうした大きな流れを紐解いて解説するとともに、「地域包括ケアシステム構築のプロセス(地域ケア会議がエンジン)」「地域支援事業の内容(在宅医療・介護連携推進事業、認知症施策など)」などの介護保険制度改正および報酬改定を解説します。全体の流れを知ることで、平成27年4月からの制度改正や介護報酬改定の意味をよく理解することができます。ケアマネジャー、リハビリ関連職、薬剤師、医師・歯科医師、看護師、市区町村ほか行政担当者など、医療・介護に携わるすべての方に必読の一冊です。
■薬剤師・介護支援専門員/前社会保障審議会介護給付費分科会委員 木村隆次 著
■元中央社会保険医療協議会(中医協)委員 漆畑稔 監修
■発行:平成27年3月発刊
■定価 3,132円(税込)送料別→ 著者割引価格 2,000円(税込)送料別
目次
第1章 医療・介護を変える社会保障制度改革
- 医療・介護保険制度の議論はどこで行われているのか
- 「社会保障制度改革国民会議 報告書」に至るまでの議論の流れ
- 「社会保障制度改革推進法」について
- 2025年を見据えた社会保障制度改革の在り方を示す「社会保障制度改革国民会議 報告書」 他
第2章 一体改革で医療・介護はどう変わる?
- 医療・介護サービス提供体制の全体像
- 地域における医療・介護の総合的な確保を図るための改革
- 医療提供体制のありかたー「ワイングラス型」から「単筒型」へ
- 新たな「基金」と財政支援制度のしくみ
- 地域マネジメントに基づく<ケア付コミュニティ>の構築
- 市町村における地域包括ケアシステムの構築のプロセス
- 在宅医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援・予防介護の充実・強化について 他
第3章 介護保険制度改正と介護報酬改定のポイント
- 地域包括ケアシステムの構築に向けて制度は改正された、そのポイント
- 2015年介護報酬改定のポイント
第4章医療・介護の専門職がやるべきこと
- 目指すのは、対象者の社会復帰・社会参加 「高齢者リハビリテーションのあるべき方向」について
- 「栄養改善」について
- 多職種連携と「ケアマネジメントプロセス」について
第5章そのほかの介護保険関連施策
- 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
- 介護サービス情報公表制度
資料編
平成26年度 全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議(平成27年3月2日・3日)資料より
- 介護予防・日常生活支援総合事業ガイドライン案(概要)
- 在宅医療・介護連携推進事業の手引き
- 介護・医療関連情報の「見える化」の推進について
- 平成27年度介護報酬改定の概要
- 認知症施策推進総合戦略「新オレンジプラン」
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